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APIに関するよくあるご質問

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よくある質問カテゴリ―

 

 

全般

       
APIキットでは、微生物グループによって異なる製品をご用意しています。
詳細は、「APIキット選択ガイド」をご参照ください。
また、いくつかの微生物グループについては、複数の製品をラインナップしております。
同定可能菌種数や培養時間、価格などが異なるため、用途に合わせてご選択ください。

大まかな違いは以下の通りです。
■APIシリーズ:
最もベーシックなタイプでキットに含まれる試験項目数は10または20(API 50 CHを除く)。
■ID32シリーズ:
試験項目数が32で、APIシリーズよりも同定可能菌種が多い。APIシリーズよりも小さめの大きさ。
■Rapidシリーズ:
4時間程度の短い培養時間で同定可能。
       
正しい同定結果を得るためには、対象の微生物の基本情報(グラム染色像、カタラーゼ試験/オキシダーゼ試験、酸素要求性、形態など)をもとに、大まかな分類に適した製品を選択してください。
キットの選択方法は「APIキット選択ガイド」をご参照下さい。
誤った製品を選択すると(例:ブドウ球菌に対して、API 20 Eを使用する等)、誤同定となりますのでご留意ください。
       
APIキットの同定可能菌種は、細菌と酵母のみです。カビの同定には対応していません。
       
同定可能菌種はアピウェブ内のテクニカルブロシャーをご参照ください。
テクニカルブロシャーへのアクセス方法は、API操作方法動画「アピウェブ その他機能紹介」をご参照ください。
       
各キットに含まれる試験項目は異なります。
各キットの試験項目については、それぞれの使用説明書をご参照ください。
       
APIキットで用いるアピウェブのナレッジベースは同定を目的としたものであり、菌種レベル(一部結果によって属レベル)での情報を提示します。
菌株名は表示されません。

必要試薬

       
APIキットで同定結果を得るためには、APIキット以外に、一般的な微生物試験で用いられる器具・設備(培養器等)に加えて、
1.専用添加試薬、2.濁度調製用ツール、3.アピウェブライセンスが必要です。

1.専用添加試薬
必要な添加試薬はキット毎に異なります。
詳細は「API関連試薬一覧表」をご確認下さい。

2.濁度確認用ツール
APIキットでは、正しい結果を得るために、菌液の濃度を正しく調製することが必要です。
マクファーランド濁度での確認が不要なAPI 20 EおよびAPI 10 S以外では、デンシマットまたはマクファーランド ・スタンダードのいずれかを用いて、菌液を調製してください。

デンシマット(品番:99234):
APIの菌液調製で使用するアンプルのサイズに合わせた、菌液濃度測定用濁度計。

マクファーランド・スタンダード(品番:70900):
菌液の濃度を確認するための標準濁度アンプル(菌液濃度比較対照溶液;McF0.5, 1, 2, 3, 4, 5の6本セット)。目視で濁度を比較することで、適切な菌液の濃度かを確認可能。

3.アピウェブライセンス
こちらの質問をご参照ください。
質問: アピウェブとは何ですか?同定結果を得るために必要ですか?

また、菌液の分注時には気泡の発生を避けるために、APIピペットをご使用ください。
APIピペット(品番:234-1S):
菌液を分注するためのディスポーザブルピペット。APIで分注しやすいように先が細長くなっている。
       
正しい同定結果を得るためには、対象の微生物の基本情報(グラム染色像、添加試薬は別売りです(一部キットを除く)。
必要な試薬は「API関連試薬一覧」をご確認ください。
       
各製品の包装単位より小さい単位での販売は実施しておりません。
各キットの包装単位は「API関連試薬一覧」をご参照ください。
       
サスペンジョンメディウムは、APIに接種する菌液を調製するときに使用する滅菌精製水です。
容器はマクファーランド・スタンダードと同じ口径のアンプルとなっており、濁度計であるデンシマットの口径にも合わせてあるため、このアンプルに菌を懸濁することで、マクファーランド・スタンダードやデンシマットを使った適切な菌液調製が可能です。
       
使用用途が異なるため、両方の液量のものが必要となりますが、5 mLのサスペンションメディウムを2 mLに分注して使用頂くことは可能です。
アンプルの口径とコンタミネーションには十分留意してください。
       
菌液を作成するための溶液として代替が可能なものの種類は、各製品によって異なり、使用説明書に記載されています。
それ以外の溶液で菌液作製をした場合、結果に影響がおよぶ場合がございますので、ご留意ください。
       
当社での取り扱いはありませんが、国内では他メーカーでリゾスタフィン試薬や試験キットがありますので取り扱いメーカーにお問い合せください。
       
リゾスタフィン耐性試験は7桁のプロファイルを得るための必須項目ですが、試薬が準備できないといった理由で試験が難しい場合は、 リゾスタフィン耐性試験の結果として「?」を入力することによって同定結果を検索をすることも可能です。
       
当社での取り扱いはありませんが、RAT培地の代替品としてポテトデキストロース寒天培地を使用することが可能です。
ご検証の上、代替としてご使用ください。

菌液調製

       
サンプルをそのままAPIに接種することはできません。
まずサンプルから分離培養を行い、単一のコロニーを得てから菌液調製を行ってください。
       
培地上に複数種類のコロニーが発育した場合は、必ずそれぞれのコロニーを非選択培地で純培養して、単一コロニーを得てからAPIに接種してください。
       
APIに使用する菌株は必ず単一菌株として分離する必要があります。
また、活性が低下するのを避けるため、選択剤を含む培地で発育したコロニーをAPIのプレートに接種する菌液調製には使用せず、非選択培地で継代培養したコロニーを使用してください。
       
リチウム電池で稼働します。 仕様は、電圧3.6V、サイズAA(単三仕様)、形状 筒型タイプ(コネクタなし)です。

判定

       
各キットの使用説明書の「判定表」およびアピウェブの「色見本」を参照しながら、目視で各項目の色を確認の上、陽性/陰性の判定をしてください。

試験菌株により、生化学性状が異なるため、同じ菌種においてもアピウェブの色見本と実際に試験した反応結果の色味が必ずしも一致するとは限りません。
使用説明書の判定表およびアピウェブの色見本を参照し、判定が難しい場合にはその項目の結果を「?」とします。

詳細は、操作方法動画「STEP 3:結果の読み取り」および「STEP 5:アピウェブによる菌名の検索」をご参照ください。
       
APIキットでの同定を補完するために行う試験項目で、補助試験と呼びます。これらの補助試験を行うことで、同定が可能になる場合もあります。
詳細については、各キットの使用説明書をご確認ください。

いくつかの補助試験については、操作方法動画「STEP4:補助試験」でご紹介しています。

同定結果

       
全てのAPIキットの目視判定結果について、アピウェブを使って菌名同定を行います。
アピウェブで同定結果がでたら、まず信頼性に関するコメントを確認してください。このコメントは同定率(%)と典型度(T)に基づいて決定されています。
結果が表示されていても、信頼性のコメントによっては再試験が必要な場合もあります。

詳細な情報については、操作方法動画「STEP 5:アピウェブによる菌名の検索」およびアピウェブ内の「インフォメーション」をご確認ください。
       
同じ菌種であっても、キットに含まれる基質に対する反応のパターンの違いによって、いくつかのグループに大別される場合があります。
このような場合、各グループで反応パターンが異なるため、データベース上では菌名の後に数字を付与し、別のグループとしてデータ構築されています。
これらのグルーピングは分類学上によるものではなく、キットに含まれる基質に対する反応のパターンに由来するグルーピングです。
よって、例えばStaphylococcus epidermidis 1とStaphylococcus epidermidis 2は、両者ともStaphylococcus epidermidisを同定結果として問題ありません。
       
各項目について、次のような結果が得られた場合に「非典型反応」に表示されます。
・陽性率が25%未満の項目で、陽性結果
・陽性率が>75%の項目で、陰性結果
       
アピウェブの同定結果で複数の分類群が候補となる場合、結果に追加試験項目が陽性率とともに表示されることがあります。
追加試験を実施することで、複数の分類群から特定の菌種に絞り込むことが可能です。
追加試験の詳細については、操作方法動画「STEP 5:アピウェブによる菌名の検索」をご参照ください。
       
アピウェブの結果はPDF形式、csv形式で出力・保存可能です。
詳細は、操作方法動画 「STEP 5:アピウェブによる菌名の検索」をご参照ください。
       
■色味での判定の場合
API50CHなど陰性コントロールがある場合には、コントロールと比較して少しでも、色の変化が認められたら陽性と判定します。コントロールがない場合、アピウェブの陰性見本と比較して少しでも色の変化が認められたら陽性と判定しますが、迷う場合には、?を入れて検索することも可能です。

■濁度での判定の場合
スタンダード0を基準として、濁りが同等か少なければ陰性、濁りが強ければ陽性として判断してください。後ろに黒い紙や布を置いて比較すると分かり易い場合があります。

当社では色味や濁度の判定や菌液分注を自動化した装置 VITEK® 2 COMPACTも提供しております。
ご興味がございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
       
操作方法動画 「STEP 5:アピウェブによる菌名の検索」の「結果の解釈(02:20あたりから)」を参照して、操作などを確認してください。
また、稀な菌や特殊な環境から分離された菌などは、データベース情報に合致しない場合もあります。この場合には、API以外の同定手法を用いることが必要です。
       
「~の可能性」は、得られた生化学反応から、臨床的に重要な菌種や取り扱いに注意が必要な菌種(BSL2の菌など)の可能性が考えられうる場合に表示されます。
データベースの有無やID%などに関係なく、わずかでも可能性がある場合は、注意喚起のために表示されます。

アピウェブ

       
APIキットにより得られた結果の菌名検索にはアピウェブの利用が必要です。
アピウェブは、APIキットの目視判定結果から同定菌名を得るための専用ソフトウェアでウェブ上でアクセスが可能です。
データベースは随時、自動的に最新版に更新されます。

アクセスには、アピウェブ ライセンス(品番:424275)が必要で、1つのライセンスで全キットのデータにアクセス可能です。
ライセンス登録後の更新料は発生しません。同時アクセス可能は1ライセンスにつき1アクセスです。
       
アピウェブライセンス(品番:424275)は代理店よりお買い求めください。 ライセンス登録に必要な情報が記載された書面をお届けします。
アピウェブ簡易操作マニュアル」に沿って新規登録を行って使用を開始してください。
       
ログイン名は登録時に使用されたEmailアドレスです。
なお、2019年4月よりも前に登録されたアカウントでは、ログイン名とEmailアドレスが別々に登録されているため、どちらでもログイン名としてご使用いただけます。
登録時のEmailアドレスが不明な場合には、改めてライセンスをご購入ください。
       
アピウェブのアカウントは個々のEmailアドレス毎に作成されるため、変更はできません。
       
パスワードを忘れた場合アピウェブサイトから再設定することが可能です。 詳細は「アピウェブ簡易操作マニュアル」をご確認ください。

その他

       
全国の代理店を通じて販売しております。お取引のある代理店にお問い合わせください。
       
使用済みもしくは未使用の試薬の廃棄に関しては他の汚染した廃棄材料と同様、感染性もしくは感染の危険のある製品の取扱方法に従って行ってください。
起こりうる危険を適切に考慮の上、各検査室の責任の元、廃棄産物や流出物はそれぞれの危害毒性や度合いを考慮し、地域の適切な規制に従って廃棄してください。
       
各キットで品質管理用の菌株が規定されています。
各キットの使用説明書「品質管理」の項目をご参照ください。
       
当社製品のSDSは全て以下のリンク先で入手いただくことが可能です。
>> SDS掲載ページ

なお、化学物質排出把握管理促進法、労働安全衛生法、毒物及び劇物取締法に基づいて必要な製品にのみSDSを発行しており、こちらのページに掲載の製品以外にSDSのご用意はございません。

また、厚生労働省より公布された労働安全衛生法(安衛法)政省令改正(令和6年4月施行)に伴う、最新のSDSを上記のSDS掲載ページで公開しております。詳細は、お知らせ(QA2403-01C)をご参照下さい。

※API 20 Eについては、毒物及び劇物取締法で対象となるアミダグリンを含有しておりますが、1箱あたりの含有量が200 mg以下であるため、SDSのご用意はございません。
       
当社では、原則同定結果の検索を含めた代行は承っておりません。 判定などについて迷う場合には、こちらの質問をご参照ください。 質問:色味や濁度での陽性または陰性の判定が難しい。
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